エケベリアは保険株がほしい
どんなに大切にしていても、
水やり、遮光、風通し、多肉棚に屋根をつけたり、あるいは冬には、不織布をかけたり、はたまた室内退避からの植物育成ライト。
あるひ、みょーにきれいな色になっていたり、
そう、みょー なんです。
なんか、違和感。
触ってみると、ぐにゅっ、ぽろっ
ジュレテルー、
なんてことに見舞われます。
原因は様々です。
水のあげすぎはもちろん、花芽の付け根から菌が入ることもあります。
葉焼けなどのダメージから菌が入ることもありますし、
また、水のあげなさすぎも枯れたり、害虫を呼び寄せる要因になってしまったり、、。
そんなとき、もう一つ同じ株があると、安心ですよね。
一番簡単なのは、株分け
そう、群生株は、分けるとたくさんになりますね。当たり前か。
たくさん群生していれば、少しぐらい外して保険株にしやすいですよね。
ただ、群生の魅力もあって、解体するのも迷います。
子株が出やすい株はいいですが、種類によっては、なかなか出ない子もいます。
なので、半ば強制的に子株に出てきてもらおう。
そんなときは、胴切り
植物には、頂芽優勢 という性質を持つ物が多いです。
よく、バラの栽培、特につるばらの誘引などで言われますね。
エケベリアも例に漏れず、主にロゼットの中央の成長点から次々と新しい葉がうまれ、下葉から、枯れていきます。
その頂上の優勢な成長点を取り払う事で、次の成長点が、優勢になり、頑張ってくれます。
前置きが長くなりましたが、胴切りは、基本、上下に半分にきるので、エケベリアが二つになります。
きれいな頭の部分のカット苗と、頂点がなくなった根っこ付きの群生予備軍とに分けます。
こんな感じ。
こっちはお尻。
で、
大体1ヶ月後です。
こんなに子株が出てくるとうれしくなっちゃいますね。
この小さな芽は、小さいですけど、親株の丈夫な根っこが大量にあるので、
すくすく育ちます。
ある程度おおきくなったら、本体から外して独り立ちさせます。
保険株作りはもちろんですが、寄せ植えにも使えるし、これぞ多肉の醍醐味かなと思っています。
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